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第1回:生産スケジューラとは

2011.11.30

生産スケジューラとは

生産工場は大きくて複雑なシステムです。原料、部品、機械設備、金型、人員、・・・等々、いろいろなものが複雑に絡み合っています。

しかも最近は外部要因が激しく変動しています。例えば、リーマンショック、欧州不安、円高、日本の大震災、さらにはタイの大洪水。予期できない事態が多発する状況にあります。

そのような状況で、工場の各担当者は、的確な判断を下せているでしょうか?

例として、新規オーダーに対する納期回答を取り上げてみましょう。

納期回答では、未来を予測することが必要になります。将来発生する様々な事態を予測した上で納入可能な時期を算出し回答するわけですが、通常は、予期せぬトラブルに備えて、余裕分を加算しておきます。その際、余裕を大きくすれば納期遅れリスクは小さくなりますが、代わりに失注リスクが大きくなります。余裕を小さくすればその逆です。営業担当に納期回答を任せているケースでは、景気が悪いとなんとか受注しようとして余裕を小さくしがちですが、そのツケは後で製造に回ってきます。

その他にも、工場の操業においては、様々な担当者が日々様々な判断を下しているはずですが、各担当者は何を見てどのように判断しているでしょうか?管理者はそれを把握しているでしょうか?

言うまでもなく、判断するためには判断材料が必要です。では、判断が必要な担当者に、適切な判断材料が与えられているでしょうか?「今の状況であれば、数日後・数週間後にはこうなっているはずだ」と言える状況であって初めて、的確な意思決定を下すことができるのです。

熟練担当者が神業のようにそれを行っていた時代は、段々と遠ざかっています。ますます複雑さを増している現代では、工場における生産活動を適切な精度でシミュレートする仕組みが不可欠となってきています。

いわば「未来を可視化する仕組み」です。その中核となるのが生産スケジューラです。

◇◇◇

とはいえ、どんな生産スケジューラでもよいというわけではありません。生産スケジューラが高い精度で未来を可視化するためには、生産スケジューラが工場の生産活動を正確にシミュレートできることが必要です。つまり、工場の様々な事情を、生産スケジューラにも反映してやる必要があります。ところがこの「事情」は工場によって千差万別。もしかするとたまたま選んだパッケージではそれに対応できないかもしれません。

したがって、生産スケジューラパッケージには「柔軟性」が必要で、逆に言えば、「柔軟性」を備えた生産スケジューラを選ぶことが重要です。

フィットしない生産スケジューラで工場を操業するのは、曇ったメガネをかけて車を運転するようなもので、極めて危険です。

◇◇◇

是非とも、工場にフィットする生産スケジューラを導入して、臨機応変に対処していける体制を構築してください。

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