FLEXSCHE製品のご紹介

FLEXSCHEスケジューリングシステムの構築

FLEXSCHE導入の流れ

FLEXSCHEの導入からシステム稼動までの手順は、当然個々の事情によって異なりますが、概ね以下のような流れになります。

1.評価版による機能の確認

無料の評価版を入手し、FLEXSCHEの機能が目的に合っているかどうかをご確認ください。FLEXSCHEの評価版は、扱える最大データ量こそ制限されていますが、基本的にはすべての機能を試して頂けるようになっています。その際には是非、他社の生産スケジューラとも比較してください。実現すべきことをそれらのソフトで本当に可能なのかを十分にチェックしてください。必要とされる仕組みと一致する、あるいは連想させる機能名が機能一覧にあるからといって、必ずしもそれが実現できるとは限りませんし、その逆も然りです。実際に評価・検証してみることが重要です。FLEXSCHEを適用できるかどうか確信を持てない場合は、お取引のあるシステムインテグレーターかフレクシェ社(info@flexsche.com)までお問合せください。FLEXSCHEの柔軟性は大抵の要求に応えます。

2.プロトタイピング

対象となる工場や工程を分析し、部分的なデータとルールを作成します。評価版にはFLEXSCHE Editorが含まれていますので、手早くデータを作ってその場でスケジューリングして検証して頂くことができます。評価版のデータ量制限が妨げとなる場合には、FLEXSCHEレンタルサービス(有償)のご利用をご検討ください。必要に応じてシステムインテグレーターやフレクシェ社がお手伝いします。

3.導入作業

導入作業

システム選定後に導入作業が始まります。データ整備、周辺開発、スケジューリングルール設定など、多くの作業をこなさなくてはなりません。エンドユーザー、システムインテグレーター、フレクシェ社の三者で適宜分担して導入作業を進めます。通常の規模のスケジューリングシステム単体あれば導入期間は2~4ヶ月程度が目安ですが、個別の事情によりばらつきはあります。必要であれば、プログラミングによってFLEXSCHEを自在に機能拡張することができます。FLEXSCHEはオープンな開発環境をご提供しているので、アドイン等の機能拡張モジュールはスキル次第でどなたにでも開発していただけますが、導入する企業やシステムインテグレーターのご要望に応じてフレクシェ社でも開発を代行させていただきます。

4.マスターデータの作成または変換

導入作業の大詰めはマスターデータの整備です。まっさらな状態からデータを作成する場合は、FLEXSCHE EditorやExcelを使いますが、専用の入力支援システムを開発する場合もあるでしょう。また、上位システムにすでに基礎データが存在する場合は、そこからの変換(インポート)プログラムを開発する方法が一般的です。

5.テスト運用

稼動開始前に現行業務と並行して、作成したデータやスケジューリングルール、運用方法が妥当であるかどうかを検証します。計画精度や運用形態などに問題が見つかった場合は修正を施します。

6.実運用開始

計画立案業務の中心にFLEXSCHEを据えます。実運用開始からしばらくは、十分に注意を払って立案業務サイクルを回してください。

7.運用の改善

FLEXSCHEを日々運用しながらデータ設定やスケジューリングルールをブラッシュアップしていきます。必要とあらばプログラミングによって機能拡張することもできます。システムインテグレーターやフレクシェ社にご依頼頂くこともできますが、スキル次第ではユーザー様ご自身で作成して頂くことも可能です。

運用サイクル

FLEXSCHEを運用するサイクルは、一般的には以下のような流れになります。生産システムの中核として情報のスムーズな流れを作り出し維持することも、生産スケジューラの重要な役割です。

運用サイクルの図

他システムとの接続

FLEXSCHEの入出力データは特定のデータベースに依存しない完全にオープンなCSV形式(カンマ区切りのテキストファイル)なので、容易に外部システムとの連携を確立することができます。

既存システムとのスムーズな接続を提供するXMLインターフェースを標準装備

【対応システム】

生産・販売・物流 総合フレームワーク【MCFrame】(東洋ビジネスエンジニアリング株式会社様)

※詳細はお問合せください。

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