トレーニング動画サービスの舞台裏
こんにちわ!安広です。
最近、ウェブサイトにユーザーラウンジ(要ログイン)が追加され、FLEXSCHEのトレーニング動画を試聴いただけるようになりました。世間の潮流によってFLEXSCHEのトレーニングもオンライン化して久しいですが、今回の動画化によってFLEXSCHEトレーニングの枠組みは大きく変わっていきます。
従来の対面によるトレーニングに比べて一方通行にはなりますが、トレーニング受講者はまとまった時間を確保する必要がなくなり、個々のペースで取り組むことができるようになるといったメリットが生まれました。よくわからなかったら巻き戻してもう一回、なんていうことも簡単ですよね。一方通行になってしまう部分については高頻度に開催するWeb質問会にてしっかりフォローします。ちなみに動画のラインナップについてはこれからも拡充していきますし、場合によっては既存動画もブラッシュアップしていきますのでご期待下さい。
今回はそんな動画制作の裏側のお話です。
まず動画としてどういう構成、コンテンツを準備する必要があるのかを検討します。元々のトレーニングカリキュラムがベースにはなりますが、それを動画化したときの時間配分や話題の流れ方などをを考慮しつつ個々の動画パートに細分化・再構築します。実際にはこの検討に相当時間をかけました。「撮ってみたら動画ボリュームが大きくなりすぎた」なんてことになったら、そうなったらもう動画を増やさざるをえません。しっかりとした検討が必要です。
次に、それぞれの動画用のテキストと演習用データの整備。コンテンツ自体大半はベースがあるので執筆作業はそれほどではなく、動画のボリュームに合わせた体裁や内容調整が主です。
そしてやっと動画の収録が行われるわけです。狭い部屋に一人引きこもって、一人でPCに向かって一日中ブツブツ言う素敵な仕事です。録画したと思ったら録画スタートされていなくて撮り直しする羽目になると心がバッキバキに折れます。ものの数分程度であっても精神ダメージは大きいので皆さん気も付けましょう。
ちなみに在宅ワークの間にも何本か自宅で収録しました。耳をすませば子供の足音やワンコの鳴き声が聞こえるかも?
そしてこれに並行して編集部隊が暗躍します。終始一発撮りなわけはないので、動画の切り貼りやオープニングやエンディングなどを付けて皆さんが視聴する1動画に仕上げます。
動画編集よりもひと足早く収録は終わります。次はダウンロード用データとテキストの準備です。このための再構築がまーあ面倒くさい!事前にダウンロードいただくテキストやデータは、動画数十本分に対応する一まとめのものですから、収録時に使っている各テキストを統合する必要があります。テキストを全体で見たときには表紙・奥付け・目次も必要ですし、ページ番号も全体に合わせて振ったりなんかします。さらにzip版FLEXSCHEを収録しますので最終的なダウンロード用ファイルとしてまとめるのにも結構時間がかかります。
最後に、作成した動画とデータをユーザーラウンジへ更新してミッション完了です。
ユーザーラウンジは動画サービスの提供にあわせて開設したウェブサイト上のコンテンツです。
現在は主にトレーニング動画の視聴にご利用いただけるほか、製品やライセンスキーのドライバのダウンロード、MLの過去ログの参照といったことが行えます。今後もさらに様々なサービスを追加していく予定です。
いかがでしたか?
進化の歩みを止めないFLEXSCHEの魅力を皆さんに正しくお伝えするためには、トレーニング動画をはじめとしたユーザーラウンジも進化し続けなければなりません。そのためにも、お気軽にご意見・ご感想をお寄せください。
ユーザーラウンジを皆さんとともに充実させていくため、ぜひぜひよろしくお願いいたしますm(_ _)m