フレクシェでの一日 ~開発担当編~
フレクシェでは、現在、新たな仲間を募集しています。
前回は営業担当のふじさきが営業の一日について書きましたが、開発担当のエンジニアはどんな業務をしているのだろうと気になっている方のために、私、ニシの一日をご紹介します。
開発の仕事については、スタッフ座談会の記事もありますので、そちらも読んでいただくとより雰囲気が分かるかなと思います。
入社月 : 2013年7月
担当 : 製品開発(サポート、社内システムも)
休みの日は: 子供と遊んだり、家族で出かけたり。
一日の流れ
9:20 出社
始業時刻の少し前に出社します。朝の通勤のピークは過ぎているので、落ち着いて出社できます。
9:30 メールチェック・問い合わせ対応
デスクに着いたら、まずはメールチェック。
FLEXSCHEのメーリングリストでは、「FLEXSCHEを使ってこういうことを実現したいんだけどどうすれば良いですか?」というような質問が日々寄せられています。
お客様と直接接する機会の少ない開発の人間としては、ユーザーのニーズを知ることができる貴重な場です。
基本的にはサポートチームが対応を行いますが、私が主に開発を担当しているFLEXSCHE CarryOutに関する質問だったり、場合によっては私が対応することもあります。
まずは何を質問されているのか?を正しく理解することが第一ですが、質問されたことにただ回答するだけでなく、その質問をされた理由(何故それを実現したいと考えているのか?)を理解するように努めています。
その理由によって実現方法が異なったり、より良い方法を提示できることがあるためです。実現するための良い方法が見つからず、今後の製品開発のヒントになることもあります。
11:30 新機能の仕様検討・設計
FLEXSCHEは年に1~2回のペースで、機能拡張を施した新バージョンのリリースを行っています。機能拡張は大きいものから小さいものまで様々ですが、"こういう新機能を追加しよう"と決まったものについて、どのような仕様・設計にするかを実装前に大まかに検討します。
週次の開発ミーティングで進捗の報告やレビューを行いながらも、自分の担当する部分については仕様検討から実装まですべてを任せられているので、製品に愛着が湧きます。
今まで無かった新しいものを作っていく訳なので、今の自分が持っている知識だけでは解決できない課題も出てきますが、そのような課題に直面した場合は自分で調査・試行したり、意見を求めるために他の開発スタッフに相談しながら進めています。
13:00 ランチ
コロナ禍でオフィスのまわりにキッチンカーが増えたので、最近はそこでお弁当を買ってきて、オフィスで食べることが多いです。
月に一度、特別福利厚生費で、豪華なお弁当を食べることもあります。
(私がチョイスした秋の味覚弁当)
14:00 コーディング(実装)
お昼が終わったら、コーヒーを淹れて席に戻ります。仕様が決まると、実装に入ります。
ついついお供のチョコに手が伸びてしまいますが、コーディングに本当に集中できているとチョコが全然減ってなかったりして、実はそれが集中のバロメーターだったりするのかもしれません(?)
正しく実装ができているかの確認のために、FLEXSCHEでサンプルを作成したり、テストコードを書いたりすることも多いです。テストコードを書いて自動で実行できるようにしておけば、将来その箇所のコードに手を入れることになっても安心ですし、手動テストの工数が削減できて良いことだらけですね。
16:00 プロトタイプのモデリング相談
社内の営業チームからプロトタイプで作成するモデルについて相談を受けることもあります。
プロトタイプとは、簡単に言うと、"お客様の実際のデータをFLEXSCHEに取込んで計画を立てるとどうなるか"を試してみるためのサンプルのことで、FLEXSCHEを導入検討中のお客様に対してプロトタイプを作成することがあります。
お客様が実際にどのようにモノを製造し、計画を立てているかをヒアリングした上でそれをFLEXSCHEのモデルに落とし込む必要があるので、その過程で技術的に難しいことが出てきた場合は、開発スタッフが支援しています。
17:00 調査依頼
FLEXSCHEを使用していてエラーが発生したり、思った通りに動作しない、という場合には、原因の調査を依頼されることがあります。
問題がこちらで再現する場合はスムーズに対処できるのですが、再現しない場合は、環境の差異?データの差異?再現手順の差異?など、問題の切り分けからはじめます。
入社8年経ちますが、まだ自分一人では解決できない問題もあります。そのような場合は、先輩エンジニアに助けを求めています。
調査の結果、不具合であることが判明した場合は最優先で修正作業を行います。
19:00 退勤
一段落ついたところで、本日の業務は終了です。
おわりに
業務内容は幅広く、これ以外にも日によって様々なことをしています。
製品のリリースが近づけばリリーステストをしますし、新機能のマニュアルや機能紹介ページを書くことも開発の仕事の一部です。
同じ開発担当でもやっていることは人それぞれですが、私は社内システムも部分的に担当していたり、展示会出展などイベントがある場合はその準備を行うことも多いです。
一般的な企業のエンジニアに比べると、いわゆる「開発」以外にも色々なことをやっているかもしれません。開発担当者がサポートなどの業務を担当するということは、ユーザーのニーズや困っていることを聞きやすいという意味でやりやすさも感じています。
いかがでしたか?少しでも皆様にフレクシェでの業務をイメージしてもらえたらうれしいです。