FLEXSCHE製品のご紹介

製品構成の概要

FLEXSCHE GPは生産スケジューラとして完結したパッケージソフトであり、単体での運用も可能ですが、FLEXSCHE GUI Extensionを組み込むことで、便利な付加機能やより高い操作性を得ることができます。柔軟で的確な操作環境を構築することは、日々の立案作業の大きな助けとなるでしょう。

付属のデータメンテナンスツールでCSV形式データを編集することもできますが、データを正確に作成するためには高いスキルと多大な労力・集中力を要します。グラフィカルなデータ編集環境を提供するFLEXSCHE EditorをFLEXSCHE GPに組み込むことにより、スケジューリングに必要なすべてのデータを手早く確実に作成することができます。また基幹システム上などに情報が既にあるならば、FLEXSCHE EDIFを使って容易にデータ連携させることができます。

生産スケジューラの役目は計画立案だけではありません。生産スケジューラは高度にモデリングされた仮想的な工場といえるものであり、そこに集積されたさまざまなデータは、まさに「宝の山」といえるものです。そこから抽出したさまざまな指標を多角的に分析することで、製造業にとって価値のある情報を掘り出すことができます。それは計画立案業務のみならず、経営判断にも大いに役立つものでしょう。そのための手段を提供する仕組みがFLEXSCHE Analyzerです。

導入当初の製品構成に迷ったら、FLEXSCHEパック製品をお薦めします。これはFLEXSCHE GPに各種オプション製品とトレーニングコースをセットにしたもので、一通りの導入準備ができるでしょう。実際、十分に検討を重ねたユーザーのほとんどはパック製品を選択します。

FLEXSCHE GPによるスケジューリング結果を別のPC上でガントチャート表示するためだけにFLEXSCHE GPを追加購入する必要はありません。スケジューリング機能は備えないながらもFLEXSCHE GPと同等のリッチな画面表示ができる、安価なFLEXSCHE Viewerをご提供します。ウェブブラウザ上でガントチャート等を簡易に描画するFLEXSCHE Web Viewerもご用意しています。

データモデルやスケジューリングルールを突き詰めていった結果、ときにはFLEXSCHE GPの標準機能の範囲内ではどうしても解決しない問題に直面することもあるでしょう。FLEXSCHEの柔軟性を生かしてカスタマイズ(プログラミング)するという手もありますが、その前にFLEXSCHE GP上級オプションの各機能をご確認ください。たとえ欲しい機能が現時点で見つからなかったとしても、まずはフレクシェ社にご相談ください。一般性の高い要件であれば、上級オプションとして製品化することを前提として低コストでご提供できるかもしれません。

造船や大型装置製造などにおいては、製造物の形状に応じた作業場所の確保が重要な制約条件となる場合があります。そのような業種において実行可能な計画を立案するためには、作業場計画オプションが欠かせないでしょう。従来の生産スケジューラでは成し得なかった高精度の計画立案が可能となります。

生産スケジューラで適切な計画立案をするためには、何を、いくつ、いつまでに作るべきかを明確に与えなくてはなりませんが、そもそも需要自体が不確定で変動する見込み生産においては、それすらが困難でしょう。そのような状況で威力を発揮するのがFLEXSCHE d-MPSです。需給バランスの変化をビジュアルに監視して未来の過不足を予見し、シミュレーションにより実行可能性を確認しながら工場への要求量を的確に調整することができます。

複数の計画立案担当者が同時にひとつの計画を更新する必要がある場合は、FLEXSCHE Communicatorをご利用ください。FLEXSCHE Communicatorサーバーを立ち上げ、複数のFLEXSCHE Communicatorクライアントを接続してお使いください。サーバー上のデータは立案担当者だけではなく、関係者全員でリアルタイムに共有することができます。

良い計画を立案することは大切ですが、それがゴールではありません。計画遂行という難題がまだ控えています。FLEXSCHE CarryOutを使って製造現場の情報をリアルタイムに共有することで、突発的なトラブルや時間的ゆらぎなどといった障害を克服してスムーズな計画遂行を実現できるでしょう。さらに、入力された作業実績情報は次の計画立案にフィードバックされます。

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