FLEXSCHE CarryOut
フレクシェ・キャリーアウト
スケジューラで立案した製造計画は、それに基づいて製造現場で適切に遂行してこそ、その価値が最大化します。FLEXSCHE CarryOut は、スムーズな計画運用サイクルの確立を支援する仕組みです。
たとえ優れた計画を立案しても、それを適切に実行できなければ絵に描いた餅でしかありません。急な変更対応、トラブル、時間的なゆらぎなど、製造現場で発生しうるさまざまな変動に適切に対処しつつ、スケジュールに基づく秩序ある生産活動の実現を支援することが、FLEXSCHE CarryOutの役割です。
※carry out = 「(指示・計画を)遂行する、成し遂げる」の意
FLEXSCHE CarryOutには、サーバー製品とクライアント製品があります。
CarryOut サーバー
FLEXSCHEで立案した「計画」は製造現場で実行されると「実績」となり、開始/完了時刻、作業を行った機械/人、使用した原材料の数量など、様々な情報が更新されていきます。CarryOutサーバーは、CarryOutクライアントやその他各種の実績収集機器から送信されるこれらの情報を受け取って反映します。さらに、作業の遅れやトラブルの発生によって計画が実行不可能な状態に陥ったとしても、元々の計画を更新して、いつでも実行可能な最新の指図を得ることができます。
CarryOut クライアント
CarryOutクライアントは、iOS / Android / Windowsのタブレット端末で動作するアプリです。このアプリはCarryOutサーバーと通信して、FLEXSCHEから送られてきた最新の作業指示情報を取得して表示したり、入力された作業実績情報をCarryOutサーバー経由でFLEXSCHEへ送ったりすることができます。
画面レイアウトや表示項目は、ユーザーごとに自由にカスタマイズできます。個々のユーザーに適した項目名に変えたり、見せたい情報だけを表示することができます。
ガントチャートの表示
CarryOutサーバーが持つ製造現場の最新の作業状況は、FLEXSCHE Viewerまたは付属のFLEXSCHE Web Viewerを使用することによってリアルタイムにガントチャートとして可視化できます。