立案環境のユーザーインターフェースを大幅に拡張する
FLEXSCHE GUI Extension
フレクシェ・ジーユーアイ・エクステンション
FLEXSCHE GUI Extensionはユーザーインターフェースの機能を拡張するためのオプション製品です。
スナップショット機能
任意のタイミングでデータ全体を単一のファイルに保存し、簡単な操作で復元することができます。様々な条件で作成した複数のスケジュールを並べて表示して比較したり、データのバージョン管理が容易にできます。チャート行毎に表示したいスナップショットを自由に選ぶこともできます。
作業ビューワー
作業のタスク構造、作業のネットワーク、分割された作業の階層構造をグラフィカルに表示します。資源ガントチャートをはじめ、ユーザーインターフェース上のさまざまな箇所と連携して動作し、逆に作業ビューワーに表示された作業をガントチャートから探索(レーダーポインタ表示)することもできます。書式文字列によって、表示される文字情報をカスタマイズすることができます。
差立てチャート
各資源上での作業順序を調整するための表形式のチャートです。作業を表すセルをマウスでドラッグして、資源上での作業の順序を変更したり、作業の利用資源を変更したりすることができます。
ジョブガントチャート行
重工業や大型装置製造のような大規模工程を階層的に視覚化するためのチャートです。工程階層テーブルで自由に定義された構造に従って、大日程から小日程までをツリー状にドリルダウンします。
滞留チャート行
工程間の滞留状況をさまざまな視点から視覚化します。資源の前後における滞留を対象とする「資源滞留チャート行」と、各品目の滞留に着目した「品目滞留チャート行」があります。最適なスケジューリング結果を得るための価値ある道標になります。
書式文字列エディタ
チャート内部などに表示される文字列の内容を編集します。
ドラッグ&ドロップを中心とする直感的な操作で編集できるので、オンラインマニュアルを参照しなくても簡単に表示内容を組み上げることができます。
評価チャート
スケジューリング結果を様々な断面から数値的に評価し、レーダーチャートで表示します。スナップショット機能にも対応しています。
FLEXSCHE Viewer用データ出力
FLEXSCHE Viewer用のデータを出力します。スケジュールデータをWebサーバーに転送すれば、インターネット・イントラネット経由でスケジュール結果を参照できるようになります。
チャートウィンドウの自動行構成機能
定義したルールに基づいてチャート行の並びを自動的に構成します。あらかじめ用意されているルールを選択する簡易な方法から、抽出条件や表示順を条件式や評価式できめ細かく自由に記述する高度な方法まで用意されています。日々変化するデータに常に追従したチャート表示を自動的に素早く得ることができます。
チャート行階層化機能
チャート行をツリー状に階層化することで、折り畳みやグルーピングを可能にします。さまざまな「行挿入」機能やポップアップメニューとマウス中ボタン操作により、階層構造を自由に制御できます。スナップショット機能や自動行構成と組み合わせて応用範囲が広がります。
長期計画対応表示
従来は日単位であった時系列チャートの横軸を月単位に切り替えることができます。また、負荷チャート・在庫量チャートの集計期間を、時間単位や日単位に加えて、週単位や月単位にすることができます。
レポートビューワー
データ検証メソッドなどが出力するレポートを、見やすく提示します。ガントチャートへのジャンプ機能やカテゴリーによる絞り込み表示機能などがあります。
チャート作成支援機能
現在表示されているチャートをもとに、関連する複合チャートを簡単に作成するためのさまざまな機能群です。例えば、オーダーガントチャートの特定のオーダーから派生する作業を資源ガントチャートで展開表示できます。特定の作業をハイライト表示することもできます。
計算式による表示色指定
チャート上の文字表示色、作業やチャート左部の表示色を自由な式で定義することで、チャートの表現力が向上します。透明色(=非表示)も指定できます。
HTML5組込機能
FLEXSCHEに読み込まれたウェブページ内のスクリプトから、FLEXSCHEのすべてのオブジェクトにアクセスできます。単にWebページを表示するに留まらず、最新のWeb技術を利用した動きのあるアプリケーションを構築できます。
負荷チャートの構成表示
負荷を構成する作業をグルーピングして色分けして表示します。分類方法はさまざまな観点から柔軟に定義することができます。各グループをクリックすると、その内訳を作業パネルで確認・操作することができます。
チャート付箋機能
時系列チャートに付箋(メモ)を特定の日時や作業に貼り付けて、表示したり印刷したりすることができます。付箋の内容を作業のコメント文字列に連携することもできます。
パーミッション管理機能
ユーザーがFLEXSCHE上で様々な操作を行おうとするときに、現在のユーザーがそのデータに対してその操作を許可されているかどうかをパーミッション定義に基づいて自動判定し、許可されていない場合にはその操作を行うことができないようにする仕組みです。
水準表示
在庫量チャート、負荷チャート、滞留チャートに最小・標準・最大の水準を表す線を描画し、値が範囲をはずれる箇所が警告表示されます。時間帯によって変化する水準を複数パターン定義しておいて切替えることができます。
サインボード行
時系列チャートを階層的に束ねて整理して見せる手段としたり、計算式を使って任意の情報を表示したりなど、チャートを自在に構成するための部品として使える汎用的なチャート行です。作業場のタスク区間の表示と操作、データキューブの値の表示など、さまざまな目的に利用できます。→機能紹介
FLEXSCHE GUI Extensionの機能は随時拡張されていきます。